撮影:しんぺい @shimpei_film

管理栄養士の資格を持ち、料理研究家兼フードコーディネーターの小林さん。
ご自身のレシピをInstagramやレシピサイトで発信する傍ら、撮影モデルとしてもご活躍されています。
屈託のない明るい笑顔が素敵な小林さんですが、幼いころから肌トラブルが多く、スキンケア対して悩んでしまったこともあるそうです。今回はご自身の肌との付き合い方やスキンケアに関してお話をうかがいました。

人より手のかかる自分の肌。スキンケアに向き合うことができない時期もあった。

ーご自身の肌が敏感肌だと気づいたのはいつ頃ですか?

高校生か大学生の頃から冬になると瞼が赤くなり、白く皮がむけるようになりました。
今は症状が落ち着いていますが、もともとはアトピー肌で、子供の頃は首や背中に湿疹ができて痒くて夜眠れなかったのを覚えています。親にかいちゃダメって言われて、でも痒くて・・・と、子供ながらに葛藤がありました。

ー病院には行ったりしましたか。

行きました。
でも根本的な治療にはなっていなかった気がします。薬をもらって塗れば少しは良くなるけど、塗るのをやめるとまた症状がでてきて・・・という事の繰り返しでした。

ー敏感肌で悩んだ経験はありますか。

もちろんあります。
私の場合、荒れやすい部分が瞼なので、マスカラやアイラインどころか、ファンデーションも塗れないのが辛かったです。片目だけ症状が出ることもあるので、片方だけメイクできないのが嫌で、悩んだ末に眼帯をつけて出社したこともありました!周りからはどうしたの?と聞かれるし、なんだか仕事のモチベーションも上がらなくて、眼帯も気になるし、その日は1日中憂鬱でしたね。

ーご自身のお肌をどう思っていますか。

手のかかるわがままお肌。と思っています。笑
ほんと、ちょっとした環境の変化で肌荒れが起きてしまうんです。そういう意味だと、わがままというか素直な肌かもしれませんね。「自分の肌は何をやっても言う事を聞かないし・・・」という風に悲観的に考えていたこともあって、その時期はスキンケアに向き合うことができていなかったと思います。年齢を重ねるにつれて、「こういう症状の時にこういうケアをするとこう改善する」みたいな自分の肌の特徴がだんだん分かってきたので、症状がひどくなる前に対処できるようになってきました。今は、自分の性格とお肌に合う、一生続けられるスキンケアを探求しています。

撮影:KOTOE @kotoringo7c

勇気を出して自分をオープンに。SNSを通してお肌も心も変わることができた。

ー自分のお肌をポジティブに捉えられるようになったきっかけは何ですか。

Instagramで発信活動を始めて、いろいろな人に出会って刺激をもらったことが大きいと思います。投稿を見て「笑顔が素敵だね」とか、褒めてくださる方がいらっしゃって。そういう言葉が自分を変えたのかもしれないです。最近は「素」の自分を出していきたいなと思って、サークルレンズもやめました。笑

ーお肌にコンプレックスを感じていたところからSNSで自分をオープンにするまでの経緯を教えていただけますか。

もともとは管理栄養士の資格や料理やお酒が好きなことを、仕事として活かしていけないかなと思ったのがSNSをはじめたきっかけでした。なので顔出ししようとも思ってなかったし、SNS上で「自分」というものをアピールしていくつもりはなかったんです。ただ、進めていく中でいろいろな人の投稿を見て「どんな人が発信しているのか」ってとても大切だし、それがあるからこそ投稿が意味を持ち始めるということに気づきました。そしたら、個性を出すのは決して恥ずかしいことではないと思うようになって、今のような投稿スタイルに自然と変わっていきました。

ーSNSを始めて、お肌に良い影響ってありましたか。

ありました!
なるべく写真は加工アプリを使わずに素の自分を出すようにしたいので、これまでよりも肌荒れしないように、よりスキンケアに気を付けるようになりました。あと、コメントなどでコミュニケーションをとったり褒めていただくことによって、自分に自信がついたのか、敏感肌も前よりは気にならなくなったと思います。

撮影:よねこ @a.goo_yoneko

心がけているのは、自分の生活に溶け込むようなスキンケア。

ーどんな基準で化粧品を選んでいますか。

基本的にはコスパ重視ですが、自分のお肌にとって必要と思うもの、気に入ったものには投資します。
成分表は見るようにしていて、口コミサイトなどで敏感肌に良いと言われる成分や刺激の強い成分などをチェックして確認してから商品を購入するようにしています。あとは、一時的に良い物を使ったり、一時的に集中ケアをするのではなく、「自分の生活に溶け込むようなスキンケア」を意識するようにしています。

ー自分の生活に溶け込むようなスキンケアとはどんなスキンケアですか。

私の場合、何工程もいろんなものを付けるスキンケアは自分の生活にも性格にも合っていなくて。
もしそれをして肌が改善したとしても、長く続けることができないんです。
肌トラブルが気になっている時はしっかりスキンケアしますが、普段はオールインワンを使っています。
オールインワンはズボラでお酒好きな自分には合っていて、ストレス無く長く続けられるんです。
それが生活に溶け込むというか、なじむというか。
オールインワンだからスキンケアの手を抜いてるという感覚では無くて “これが良い” と思って使っています。
そういう、自分の肌にもライフスタイルにも合う化粧品を見つけて、長く使い続けていきたいです。

ー最後に、記事を読んくださる敏感肌の皆さまにメッセージをいただけますか。

敏感肌ってただでさえ肌荒れのストレスがあるのに、肌悩みを改善するために努力したり、試行錯誤したり、普通肌の人より神経を使うことが何かと多いですよね。マスク生活で他人に自分の肌を見せる機会が少ない中、変化に気づいて努力を認めることができるのは、自分しかいないと思うんです。いつもよりケアをがんばって肌の調子が良くなった時には、思い切り自分で自分を誉めて、モチベーションを保つようにしています。
スキンケアに対して完璧主義になるのではなくて、「昨日より素敵な自分になる」というラフな気持ちで、上手に自分の肌と付き合っていきたいですね。

小林さんお気に入りのエバメールアイテム

「ソフト洗顔フォーム」

泡で出てくるので、とても楽でいいんです。ソフト洗顔フォームがあるから、毎朝洗顔できています 笑
他にも、メイクと洗顔がひとつで済む「ウォーター オイルフォーミング洗顔」だったりオールインワンの「ゲルクリーム」だったり、エバメールのアイテムは私のズボラな一面を満たしつつも、敏感な自分のお肌に合っている!と感じる商品がたくさんあります。
小林さんおすすめのソフト洗顔フォームの詳細はこちら

小林花菜さん@inakasodachinokuishinbou